ヨウ君とハウ君の青春18きっぷ大移動記 その4(東京到着)

静岡駅からJR東海管内最後の乗換となる、熱海行きに乗った、ヨウとハウと東海道くんの3人


ハウ「ヨウのお兄ちゃんーあれはなにー?」

東海道「静岡鉄道や。あっちは短距離の方や」


ハウ「なるほどー」


ヨウ「この列車の塗装、酷すぎない?w」

東海道「そうかな?ロングセラー飲みものの広告は地方の鉄道ではようあるわ」

興津→由比


ハウ「海が見えてきたー」


ヨウ「あ、島巡りしているときに見せてくれた写真と同じだw車と並走するのもいいよね」


ハウ「すごい広い道路だねー」

東海道「だろ?これは国道1号といい、東京から大阪までつながっているんや」


ヨウ「でもこんな所通ってると、嵐のときすごいことになりそうw」

東海道「うん」

富士川→富士


ヨウ「なんか、山っぽいのがうっすら見えるけど…」

東海道「ああ、富士山のことか。ぼくの住んでる地域では一番高い山なんやけど、天気がアレやから、見えないかも…」


ハウ「残念だねー」

東海道「一応、天気の良い日に撮ったのがあるけど」


ヨウ「おお!」


ハウ「ラナキラマウンテンより高いねー」


ヨウ「見た感じ、火山っぽいけど…?」

東海道「火山や。もう300年近く噴火してない活火山やけど」


ハウ「何時噴火してもおかしくないねー」


ヨウ「それは言わない方が…」

東海道「ちなみにさっき、富士川を通過したけど、電源の周波数がここで変わって、60Hzから50Hzに変わったわ」


ハウ「50Hzなんてあるんだー」←50Hzに馴染みがない


ヨウ「でも、電車は直流だから、関係ないだろ?」

東海道「うん、ちなみに東海道新幹線は全線60Hzやから、50Hzから60Hzに変換して、供給してるわ」


ハウ「なんで60Hzにしなかったんだろーねー?」

原駅

車掌「まもなく、原、原です。お出口は右側です。ドアから手を離してお待ちください。」


ハウ「おれのじいちゃんの名前の駅だー」


ヨウ「ハラ駅ww」

東海道「ただ、綴りがちょっとちゃうわ」


ハウ「そうそう、おれのおじいちゃんは『R』じゃなくて『L』なんだー」


ヨウ「へえー」


ハウ「線路はどこまでも続くよねー」

東海道「約2000km先にある稚内という所まで繋がってるからな」


ヨウ「その稚内までって行けるの?」

東海道「行けるけど、予算の関係で無理かも…」


ヨウ「そっかー」

3人はついに沼津駅まで到達した。


ハウ「ぬまづー…でもまだしずおかだよねー」

東海道「まだ静岡やけど、沼津の次の次の次が熱海や」


ヨウ「静岡抜け出せるまでもうちょっとか…頑張らなきゃ!」

沼津駅

車掌「5分ほど停車します。発車までしばらくお待ちください」


ハウ「暇だなー」

東海道「5分やと何もできんしな」


ヨウ「………(なんか、懐かしい空気がしてくる…)」


ハウ「なんか、沼津駅ってボロいよねー?」

東海道「まあ、歴史のある駅やし、そのまま残してるかも」


ヨウ「はぁ……」


ハウ「ヨウー?どうしたのー?」


ヨウ「いや、なんでも……」

東海道「あまり、無理すんなよ」


ヨウ「いや、体調不良というわけではなくて…」


ヨウ(東海道の耳元で)「沼津駅の雰囲気が引っ越してくる前にいた所となんとなく似ているから…ちょっとね…」

東海道「ああ…でも、体調悪くなったら、すぐ教えろよ。」


ヨウ「わ、わかった……はぁ…」

その後、沼津駅を出発した。ハウは景色を楽しみ、ヨウは落ち込んだ様子

函南駅


ハウ「函南の次は熱海だよねー?」

東海道「そうそう、この丹那トンネルを抜けると熱海や」


ハウ「長かった静岡ももうお終いかー」


ヨウ「………」

東海道「ヨウ君、大丈夫かほんまに」


ヨウ「さっきよりはマシになったけど…まだ…」

東海道「無理すんなよ。次で熱海やから」


ヨウ「うん」

そして、ヨウ君らが乗った211系は丹那トンネルに入った


ハウ「トンネルだー」

東海道「このトンネルは長いで」


ハウ「抜けたらすごい世界が待っていそうだねーw」


ヨウ「……」←元の表情に戻っていく

そして、丹那トンネルを抜け出した


ハウ「あーやっと抜けたねー」


ヨウ「やっと熱海かー」

東海道「大丈夫か?」


ヨウ「うん。このトンネル抜けたら変わったわ」

車掌「ご乗車ありがとうございました。まもなく、終点熱海、終点熱海です。3番線の到着、お出口は右側です。ドアから手を離してお待ちください。お乗り換えのご案内をいたします。東海道線、快速アクティー東京経由、宇都宮行きは」


ハウ「東京経由ってことは東京駅まで行けるんだー」

東海道「うん、熱海で最後の乗換やな」


ヨウ「やっとだな」

東海道「東京まではまだまだや。気を緩めずに行こう!」


ハウ「うんー!」

熱海駅

熱海駅に到着


ハウ「あらよっと!」


ヨウ「駅名標が変わってるね」

東海道「ここからJR東日本管内や」


ハウ「へえー。でもまだ静岡を抜け出せてないんだよねー」

東海道「うん」


ヨウ「次の駅から静岡をやっと抜け出せるから、もう少しだね」

東海道「まだもうちょっと時間あるな。一旦改札の外に出よ。はい、ハウくんの」→ハウの青春18きっぷをハウに渡す


ハウ「はーい」

3人は熱海駅の改札までいって、改札の外へ出た


ヨウ「すごい人だね」

東海道「レジャー季節だから、それなりに混んでるわ」


ハウ「大阪よりは涼しいよねー」

東海道「何か今年、このへんは言うほど暑くなってないらしいわ。例年ならすごい暑いのに」


ヨウ「なんでだろうね」


ハウ「おれはそれの方がいいよー大阪の暑さはアローラより暑いし、蒸し暑いからー」

東海道「^^」

その後3人は時間が近づいていたので、改札内に入り、列車の到着を待っていた。


ヨウ「いよいよ、乗り継ぎの旅も終盤だ!」


ハウ「きたー」


ヨウ「見るからに安っぽい作りだww」

東海道「走るんです」


ハウ「なにそれー?」

3人は先頭車に乗った。

車内放送「この電車は上野東京ライン、宇都宮線直通、快速アクティー宇都宮行きです。グリーン車は4号車と5号車です。グリーン車をご利用の際はグリーン券が必要です。グリーン券を車内でお買い求めの場合、駅での発売額と異なりますのでご了承ください。This is Ueno Tokyo Line, Rapid Service, Bound for Utsunomiya. via the utsunomiya line.」


ヨウ「自動放送完備w」


ハウ「15両って、これまで乗ってきた中で一番長いよねー」


ヨウ「うん。12両でも十分長い、いや長過ぎると思ってたけど、それよりも長いのがあったってすごいなー」


ハウ「大阪駅で買った残りのぶたまん全部食べよっと」

快速アクティー宇都宮行き出発

熱海→湯河原


ヨウ「東京まであと少し…(ワクワク)」

チーン♪(ATS-Pの音)

車内放送「JR東日本をご利用くださいまして、ありがとうございます。この電車は上野東京ライン、宇都宮線直通、快速アクティー宇都宮行きです。停車駅は小田原までの各駅と国府津、平塚、茅ヶ崎、藤沢、大船、戸塚、横浜、川崎、品川、新橋、東京、上野です。宇都宮線内は各駅にとまります。グリーン車は4号車と5号車です。グリーン車をご利用の際にはグリーン券が必要です。グリーン券を車内でお買い求めの場合、駅での発売額と異なりますので、ご了承ください。次は湯河原です。」


ヨウ「え……あと少しでも、こんなに駅あるんだ…」

車内放送「This is an Ueno Tokyo Line Rapid service bound for Utsunomiya Via The Utsunomiya Line. green car are car No.4 and No.5. A green car ticket is required in the green car. The next station is, Yugawara.」


ヨウ「ともあれ、やっと静岡を抜け出せる…」

湯河原駅

ガタン!♪~←E231系のドアが開く音


ヨウ「ここから神奈川県…やっと静岡を抜け出せた…」

東海道「やっとやろ、今度の神奈川は横長じゃないから、安心してw」


ハウ「ちゃくちゃくと東京に近づいてるねー」

東海道「湯河原か…悪い意味で有名になってしまったな…」


ヨウ「なにそれ?」

東海道「いやなんでもw」

小田原→国府津


ヨウ「線路が4本になってる?」

東海道「あれは実質貨物列車専用やから、あんまり意味ないw」


ヨウ「そっかw」

東海道「ここから快速運転やな。でも所要時間は普通とそんなに変わらん」


ヨウ「え…」


ハウ「周りに家とかたくさん建ってるねー」


ヨウ「首都圏というくらいだから、それだけ人が集まるんだろうね」

戸塚→横浜


ヨウ「なんか、すごい山奥に入ったような…」


ヨウ「トンネルか」

東海道「あれは130年前に完成した現役最古のトンネルやな」


ヨウ「130年前ってw」


ハウ「すごいねー」

ドンッ!


ヨウ「あ、また耳が…」→ゴックン

横浜駅到着前

車内放送「まもなく、横浜、横浜、お出口は左側です。京浜東北線、湘南新宿ライン、横須賀線、根岸線、横浜線、京急線、東急東横線、相鉄線、みなとみらい線と横浜市営地下鉄ブルーラインはお乗り換えです。」


ヨウ「横浜駅ってこんなに乗り入れてるんだ…多すぎるw」

東海道「その分人や物の動きが活発やからな…」

横浜駅

ガタン!♪←ドアが開く音


ハウ「横浜だー」


ヨウ「ホームの数が多すぎ…」

東海道「だろ?さて、東京まであと少しや」


ヨウ「あとどれくらい?」

東海道「次の次の次の次」


ヨウ「……(まだあるw)」

東海道「もう少しや」


ヨウ「うん!」

横浜→川崎


ヨウ「兄さん…」

東海道「ん?」


ヨウ「川崎駅を過ぎたら、東京だよね?」

東海道「ああ、出発してすぐにある多摩川という川を渡ったらその先は東京や」


ハウ「やっと東京かー」


ヨウ「朝7時に大阪駅を出て、やっと着くのかー長かったw」

東海道「まあ、その間に品川と新橋があるけどw」


ヨウ「ああ…」

川崎→品川

東海道「そろそろ多摩川を横断する」


ヨウ「いよいよ…東京だ…」

多摩川通過後


ヨウ「東京に入ったーw」


ハウ「でもー周りは普通だねーw」

東海道「もうちょっと待てwここは大田区という、工業と物流、住宅街、空港が一緒になったとこやな」


ヨウ「物流って、きっとすごい量扱ってたりしてw」

大井町駅付近→品川駅


ハウ「おおーw高いビルが見えるーw」


ヨウ「えっ、高いビルがこんなに…」

東海道「あまりキョロキョロすんなよw」

車内放送「まもなく、品川、品川、お出口は右側です。新幹線、山手線、京浜東北線、常磐線、横須賀線、京急線は お乗換えです。」


ヨウ「ここも乗り入れ多いね」

品川駅

品川駅

駅放送「品川ー品川ーご乗車ありがとうございます。」


ハウ「次の次だねー」


ヨウ「普通列車の乗り継ぎもいよいよ大詰めか…」

鉄道唱歌の発車メロディーが流れる


ヨウ「これって、鉄道唱歌だよね?」

東海道「うん。品川駅は最初に開業した区間にあるからな」


ハウ「最初に開業したのっていつー?」


ヨウ「今から145年前に新橋~横浜間が最初に開業したんだって」


ハウ「すごい歴史があるんだーw」

東海道「品川駅…もうこんなに構内変わってるんか」


ヨウ「?」

東海道「毎年行く度に構内が変わってるから驚きや」

品川→新橋

車内放送「次は新橋です。」


ハウ「しんばしって駅もまだあるんだーw」

東海道「いや、ハウ君が言ってる新橋駅はもうないよ。車内放送で言ってる新橋駅は2代目で開業した当時は烏森駅って駅名だったわ」


ハウ「そうなんだーw」


ヨウ「それにしても、線路が何本も並走しているわ、両側には高層ビルがたくさんあって大都会ってレベルを超えてると思うw」

東海道「ふふ」


ハウ「大阪駅で買ったのー完食しちゃったーw」


ヨウ「えっ、一人で20個平らげたって…」

東海道「すごいな…」

新橋→東京

車内放送「次は東京です。The Next Station is Tokyo.」


ヨウ「そろそろ降りる準備しよっと(試練達成まであと少しだ…)」


ハウ「ワクワクするねーw」

車内放送「まもなく、東京、東京、お出口は右側です。新幹線、山手線、京浜東北線、中央線、 総武快速線、京葉線と、地下鉄丸ノ内線はお乗り換えです。」


ヨウ「……!(ドキドキ…)」


ハウ「……!(ドキドキ…)」

東京駅

ガタン!♪~←E231系のドアが開く音


ハウ「あらよっと!」


ヨウ「つ…ついに…東京駅に着いた!!」

東海道「10時間30分の長旅お疲れさん!」


ヨウ「でも10時間もかかったって感じないww」


ハウ「おれもーw」


ヨウ「ついでにこの電車の写真撮っとこw」→持参したカメラで撮影

小山車E231系と山手線E231系(ヨウくん撮影)

駅放送「7番線、ドアが閉まります。ご注意ください。」

宇都宮行きは出発した


ハウ「ばいばーい!」ノシ

!試練達成!


ヨウ「記念に東京駅を降りたいなー」

東海道「ぼくについてきて」

階段を降りると、通路に出た。すると大勢の人でごった返していた


ヨウ「すごい人…ハウ君、はぐれないでよ」


ハウ「大丈夫だよー」


ヨウ「この混み具合、すごいな」


ハウ「お土産屋さん、たくさん並んでるねー」


ヨウ「今日はお土産屋さんでは何も買わないよ。」

東海道「うん」

3人は丸の内北口の改札まで来た。


ハウ「青春18きっぷ1枚ちょうだい」

東海道「ああ」

東海道くんはハウに青春18きっぷを渡す


ヨウ「お願いします…」→駅員に青春18きっぷを見せる

東京駅駅員A「はい、どうぞ」


ハウ「お願いー」→駅員に青春18きっぷを見せる

東京駅駅員A「はい、どうぞ」

東海道「……」→駅員に青春18きっぷを見せる

東京駅駅員A「はい、どうぞ」


ヨウ「すごい…美しい…」

東海道「この駅舎は今から102年前に建てられ、今から5年前に改修したばかりなんや」


ヨウ「東京駅まで乗った会があったかもw」


ハウ「なんかタイムスリップしたみたいだよねー」


ヨウ「ちょっと泣けてきそう…」


ハウ「大丈夫!」


ヨウ「そういう意味じゃなくて…」

東海道「一旦外にでようか」


ヨウ「さすが国の中心とあってか空気が違う…」


ヨウ「あ、その前にここにトイレがあるから、おしっこしてくる…」→トイレに入っていく

ヨウがトイレに駆け込んだことを確認した東海道くんはハウにカミングアウトする。

東海道「ハウ君」

すると、ハウは東海道くんの顔を見つめる。


ハウ「なにー?」

東海道「ずっと、ヨウ君には黙ってたけど、ハウ君ならええかと思って」


ハウ「?」

東海道「今おるとことその周辺って何地方って言うか、分かる?」


ハウ「なんだろー?」

東海道「大ヒント、ヨウ君が引っ越して来る前に住んでたとこ」

すると、ハウは驚く表情をする


ハウ「えー?おっちゃんの空間にもカントー地方ってあるのー?」

東海道「こう書くんや」→メモ帳に「関東地方」と書く


ハウ「これってー、偶然って言うんだっけー?」

東海道「うん。ヨウ君にはまだ内緒やで…ドッキリしたいから」


ハウ「わかったー。あー!あのモニターに映ってるのがそれー?形までそっくりーwww」→天気予報が映し出されているモニターを指さす

東海道「うん。まあ、中身は全く異なるが」


ハウ「偶然ってすごいねー」

その後、モニターの表示が天気予報から広告に変わり、ヨウがトイレから出てきた。


ハウ「あー、ヨウが戻ってきたー!」


ヨウ「おまたせ!」


ハウ(^皿^)

東海道(^皿^)


ヨウ「?」


ハウ「ヨウの兄ちゃん、東京駅の外観見たいー!」

東海道「…あ、そうだな」


ヨウ「?(この二人、なんかおかしい?)」

ヨウは二人の様子が気になって仕方がないようだ

3人は駅舎を出た。


ヨウ「立派な駅舎だなー」


ハウ「レトロなのがいいよねー」


ヨウ「何度も言うけど、俺がアローラに来る前に住んでたとこの駅なんて、すごく汚かったしw」

東海道「どうしよ。ホテル行こか」


ハウ「そうだねー」


ヨウ「疲れを取らないとね」

3人は京浜東北線などを利用して、ホテルまで移動したのであった…

続く

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