【BVE5】BVEアドオンデータの不具合情報

2019年3月3日公開
2019年8月25日更新(追加とタイトル変更)

GeneralAtsPlugin

ここではBVE Trainsim用のATSプラグインの不具合や実際と異なった動作をするプラグインを告知するページです。回避方法がある場合はここにて公開しております。

ツイッターなどで不具合などを発信してきましたが全く改善されていないことが多く、問題公開に踏み切りました。プラグインそのものの不具合とこちらが実際に乗って、検証を重ねた結果、現実とは異なる動作をするATSプラグインの動作が異なる点などを公表します。なお、筆者はこれらのATSプラグインの作成には一切関わっておりません。

作者様へ

性質上、こちらではどうしようもできないので、修正が行われる若しくはこちらが作者様が認知したと判断するまでこの記事は削除しません。作者様が認知したとしても、ツイッターで既知の問題として公表するなど、相応の対応がされないとこちらが判断した場合は再掲することがあります。異議申し立ては「お問い合わせ」にて承ります。

1.Rock_On氏 JR用ATSプラグイン

その1 swp2.dll

対象ファイル

GeneralAtsPlugin\Rock_On\ATS_West\swp2.dll
GeneralAtsPlugin\Rock_On\ATS_West\225-0\swp2.dll
GeneralAtsPlugin\Rock_On\ATS_West\225-5000\swp2.dll
GeneralAtsPlugin\Rock_On\ATS_West\381\swp2.dll
GeneralAtsPlugin\Rock_On\ATS_West\113-5000\swp2.dll

  1. 「パターン接近」ランプとその音源が同時に作動しなくなる(最悪3秒程度遅れて音源が再生される)。
    発生条件:2回目以降の「パターン接近」ランプ点灯時
  2. 「停車です。停車です。」(女の声)「停車!停車!」(男の声)が再生される地上子番号が不明
  3. ブレーキング中、速度が「パターン接近」速度との狭間になると、「パターン接近」ランプが不自然に点滅する。
    発生条件:停止パターン発生
    ※この問題はsignal_pattern.nutにある、local incoming_pattern_tableのArrayで定義されている小数点以下の数字を全て消すことで少し改善する。
  4. 拠点PのP区間でありながら、「ATS-P」のランプが点灯しない(2016年の追加機能改修により、P区間に入ると動作するようになった。そのような改修がされているものは「ATS機能追加改修済み」というラベルが貼られている。)
    発生条件:ATS-P地上子通過後
  5. ATS-Pのパターン制御の問題(5月14日追加)

    ↑の動画では65km/h制限区間に71km/hの速度照査を設置していますが65-66km/hまで加速するとご覧の通り、「パターン接近」ランプが不自然に点滅します(ATS-Pは照査速度-5km/hでパターン接近警告を出します。)。通常、このような動作はしない。→恐らく、float型Double型特有の誤差(丸め誤差)が原因と思われる。
    発生条件:パターン発生時

回避方法:3を除き、なし

その2 swp3.dll

対象ファイル

GeneralAtsPlugin\Rock_On\ATS_West\swp3.dll
GeneralAtsPlugin\Rock_On\ATS_West\225-0\swp3.dll
GeneralAtsPlugin\Rock_On\ATS_West\225-5000\swp3.dll
GeneralAtsPlugin\Rock_On\ATS_West\381\swp3.dll
GeneralAtsPlugin\Rock_On\ATS_West\113-5000\swp3.dll

  1. ※swp2.dllの問題を含む
  2. 拠点PのP区間でありながら、「パターン接近」ランプが点灯せず、唐突にブレーキが動作する(本来は「パターン接近」ランプが点灯して運転士に注意を促す。動作は東淀川駅及び摂津富田駅下り線で確認)。
    発生条件:ATS-P地上子通過後
  3. 謎の連続再生

    「パターンが残っています」が連続再生される不具合。原因不明
    発生条件:停止パターン発生後15km/h以下に減速または停止し、その後力行を入れるとき。

現在、JR西日本ATS-P車上装置はどちらかというとGeneralAtsPlugin\Rock_On\ATS_East\snpST.dllに近い挙動をするのですが…
このページをご覧頂けたら、修正をお願いします。

2.NoBoSoが組み込まれているATSプラグイン

こちらはBVEそのものをクラッシュさせてしまう、マルウェア同然の危険なバグがあるため、特に注意が必要です。再三バグ修正をお願いしましたが一向に改善されないため、注意喚起いたします。

これから組み込もうとしている作者様へ

  • 重大なバグがあるため、組み込みは避けた方が無難です。導入して他人のシステムに障害を及ぼした場合、責任を問われる可能性があります。そのため組み込みは避けた方が無難です。

不具合発生方法

  1. 全画面プレイ時、Shiftキー+F7キーで加速すると警告メッセージが正常に表示されず、BVEそのものがフリーズしてしまう
  2. 全画面プレイ時、通過駅にジャンプするとやはり警告メッセージが正常に表示されず、BVEそのものがフリーズしてしまう

対策方法

ソースコードに組み込まれているため、対策方法はない。そのためNoBoSoが組み込まれている車両データは特に注意が必要だ。現在組み込まれていることが確認されている車両データは次の通り。

  • わっきー氏京阪京津線800系
  • 南條氏大阪環状線323系 NoBoSoを削除したため、大丈夫かと思われます。

3.Kazuma氏のJR車両で使われているプラグイン

mackoy氏のATS-Pプラグインをベースにしたと思われる、Kazuma氏のJR車両で使われているプラグイン(snp2.dll)についてはいくつか不具合が確認されている。車両によっては指定した路線のみ動画公開可としていますが、私的な範囲で使用する場合ではdetailmodules.txtの内容を変更する必要がある。

  1. 正常にパターンが発生しない(重大
    発生条件:ATS-P区間でSection.begin(0,0,0,4);みたいにセクション0(停止現示)が連続で続く路線では停止パターンが発生しない(即時停止地上子には反応する)
  2. 動作が不安定
    ごくまれにBVEがクラッシュするバグが起こる。

解決方法としては使用するATSプラグインの一部をRock_On氏及びkikuike氏が公開するATSプラグインへ変更する必要がある。ここではKazuma氏のE233系5000番台のデータを使った手順で行う。

手順

  1. kikuike氏が公開するTIMSプラグインをダウンロードして、Scenariosディレクトリ内の適当な場所に解凍し、DLLファイルをKazuma\E233\Formation\keyoにコピペする。
  2. Rock_Onが公開するJR線車両パックをダウンロードしてScenariosディレクトリに解凍する。
      ※いずれも最新版が既にある場合は特に実行する必要はありません。
  3. Scenariosディレクトリ内にあるGeneralAtsPlugin\Rock_On\ATS_East\485を同じGeneralAtsPlugin\Rock_On\ATS_East\にディレクトリごとコピーしてディレクトリ名をE233に変更する。
  4. Scenariosディレクトリ内にあるGeneralAtsPlugin\Rock_On\ATS_West\225-0からswp2.dllswp3.dllmax_speed_pattern.nutを除くすべてのファイルをGeneralAtsPlugin\Rock_On\ATS_East\E233にコピペする。
  5. Kazuma\E233\Formation\keyoに入っているdetailmodules.txtを以下のように編集する。
    ..\..\..\..\GeneralAtsPlugin\Rock_On\mc.dll
    ..\..\..\..\GeneralAtsPlugin\Rock_On\bv.dll
    ..\..\..\..\GeneralAtsPlugin\Rock_On\EB.dll
    ..\..\..\..\GeneralAtsPlugin\Rock_On\DIR.dll
    TIMS_new_m.dll
    ..\..\..\..\GeneralAtsPlugin\Rock_On\ATS_East\E233\snp.dll
    ..\..\..\..\GeneralAtsPlugin\Rock_On\Conductor.dll
    ..\..\ATS\WIPER.dll
    ..\..\ATS\CSC233.dll

そうすることで正常に運転できると思います。

BVEシナリオデータの不具合情報

シナリオデータに重大な問題が放置されている場合等をまとめています。

JR神戸線シナリオデータの不具合

2019年10月公開された路線データですが、こちらについては全く最適化されてなく、低いスペックでのプレイが全く考慮されていないため、注意が必要。

  1. メモリ使用量がかなり多い。
    こちらについて、使用するストラクチャ類が多いにもかかわらず、非常に重い処理が必要なPNG形式が使用されており、読み出しに時間がかかるばかりかスペック不足、RAMに余裕があっても、メモリ不足でBVEそのものが落ちる問題あり。作者曰く、「対応の予定はない」とのことですが流石にこの問題は解決した方がいいと思います。

    対策方法としてはNagoya_commonのすべてのPNGデータをDDSに変換することで改善されますが、稀にストラクチャが乱れることがあり、やはり作者の対応を待つ必要があります。
    その故、稀にBVEがクラッシュすることがあり、信頼性の観点から対策が必要かと思われます。

  2. 描画距離が設定されていない。
    DrawDistance.Change()構文は路線データ側で描画距離を設定することができ、負荷を軽減させる効果がありますが、それが設定されていない。
    こちらも以下の構文を入れることで改善することがある。
    0;
    DrawDistance.Change(1200);

なお、これらで挙げた対策方法は応急的なもので最終的には作者の対応が必要です。また、改善方法を使用したことで正常に動作するという保証はありません。予めご了承ください。