金環日食撮影したぞ~

12日に作ったカメラ用太陽撮影用遮光フィルターを今日、金環日食の日に使ってみました。

因みに12日から今日までそのフィルターで撮影しなかったので、うまく撮れるか心配(?)でした。
学校で撮影すると、身元がばれる恐れがあるため、高槻市の淀川河川敷で撮影しました。ちなみに付近には淀川をまたぐ、枚方大橋(国道170号線)は朝ラッシュで歩行者・自転車・原付・自動車すべての交通量が非常に多い(上下線合計約100台/min)ため、歩道上では撮影せず、河川敷で撮影しました。

学校登校日のため、機材は最小限に抑えたため三脚は使用しません。そのため焦点距離がバラバラです。ご了承ください。

※カメラの内蔵時計は+3分33秒4の誤差があるため、画像データの撮影時刻と実際の撮影時刻は3分33秒の誤差があります。

日食写真

1枚目(7時9分42秒撮影)
1枚目@7時9分42秒撮影
最初に撮影したものです。
太陽が三日月みたいな形をしています。Tv(シャッター速度) 1/100
Av(絞り数値) 5.6
また、高槻市で撮影していますが、場所が枚方市中心部から直線距離800mと近いため、枚方市のデータを参考に撮影しました(食の最大が7時30分8秒)。

2枚目(7時10分51秒撮影)
2枚目@7時10分51秒撮影
2枚目は7時10分51秒に撮影しました。
ここから5分前後ごとの撮影となります。
Tv(シャッター速度) 1/100
Av(絞り数値) 5.6
ISO感度 800
ISO感度自動設定 オフ
レンズ 70-300mm
焦点距離 263.0mm

3枚目(7時15分36秒撮影)
3枚目@7時15分36秒撮影
3枚目は7時15分36秒撮影。
太陽が7割程被さってきました。
辺りは若干暗くなった気がしたが、皆既日食みたいな真っ暗にはならないため、撮影を続行した。
Tv(シャッター速度) 1/100
Av(絞り数値) 5.6
ISO感度 800

4枚目@7時21分2秒撮影
4枚目@7時21分2秒撮影
4枚目は7時21分2秒撮影。
8割程が被っている状態です。雲がうっすら写っています。ISO感度 1600

5枚目@7時24分41秒撮影
5枚目@7時24分41秒撮影
5枚目は7時24分41秒撮影。
もう少しだ!

金環日食食の最大
金環食の最大
6枚目は食の最大を撮影
7時30分10秒
まさかの撃沈・・・

金環日食食の最大(トーンカーブ調整後)
金環食の最大(トーンカーブ調整後)
 トーンカーブ調整後(感度大幅アップ)の写真正直、ノイズだらけで見る気しない以前にグロ画像にしか見えませんが「これが食の最大なんだな。」とボクは思った。

金環(7時30分42秒撮影)
金環食@7時30分42秒撮影
 食の最大がアレだったので、金環食を撮影した。
今度はうまくいった!?

金環食終了直前(7時31分38秒撮影)
金環食終了直前@7時31分38秒撮影
 もう一枚!

これを撮影後、学校に行った。

予め最短ルートを通るように計画をたてていたため、遅刻にはならなかった。

【だれでも作れる】カメラ遮光フィルター

今、金環日食が5月21日にあるということで、いろんな店では遮光眼鏡や遮光フィルターが各メーカーから発売されています。
また、その日まであと10日を切り、特に何処の店に行っても、遮光眼鏡や遮光フィルターが品薄状態に

遮光フィルターについて6月待ちという程だ。だからといって、直で撮影なんかすると熱でカメラが故障したり、失明・火災の原因になる。望遠レンズなんか使っていたら、1千度くらいに達するらしい。
しかし、遮光眼鏡は意外と在庫があったりするので、今日はそれを買ってきて家でカメラ用遮光フィルターを作ってみました。

制作費は1,000円未満です。遮光フィルターよりも相場によって異なるが、1/10まで抑えられる。
しかし、画質は犠牲にしているため、商用目的やコンテストには不向きでしょう。

重要:

これがあるか確認(メーカーによって異なります。)

太陽は有害な光線を出しているため、ファインダーで撮影するのは避けた方がよい。
最近のデジタル一眼レフカメラはライブビュー撮影ができるため、それを使うとよい。

材料:

作り方

説明が不十分かもしれませんが、参考になれば幸いです。

  1. 観察用眼鏡のフィルムをはがす。この時、遮光フィルム部分を破らないよう、注意すること
    メーカーによっては銀色の部分がない場合がありますが、殆ど変わりはないと思います。不安であればそのタイプを使用するといいでしょう。
図1
  • 次にインスタントラーメンのふたを加工します。まず、コンパスで取り付けるレンズ径より1mm短い円を描き、その中央に横3cmくらい×縦1cmくらいの穴を開ける。また、遮光フィルムをはみださない範囲であればこれよりも大きい穴にしても構わない。そこに切り取った遮光フィルムをセロハンテープでしっかり固定する。ここでしっかり固定していないと、撮影時外れる恐れがあり、失明カメラの故障、火災の原因になるため絶対しっかり固定しておく。中には粘着力が弱いものがあるため、そういうものは絶対使わないこと。この手順ができれば遮光フィルターの完成だ(図2)

    図2
  • 次にカメラレンズにセットします。このとき、レンズの先端に入らない場合は折り曲げるかカッターナイフで切って調整してください。そのとき、レンズにそのままの光が入らないよう、できるだけ0.5mm単位で慎重に調整してください。調整後、懐中電灯や車のヘッドライトなどで光が入ってこないか確認してください。調整行程で太陽光で確認するのは絶対におやめください。場合によっては失明や火災の原因になります。
    少しでもそのままの光が入った場合は「2.」の行程に戻ってください。
    図3のように取り付けできれば完了です・・・が、まだこの状態で撮影するのは危険です。
  • 脱落防止のため、保護フィルターを取り付けること。光量制限フィルターでも構わない。

    図3

 

フィルター取り付け後

これで完成です。
こちらはまだ太陽は撮影していませんので、どんなのが撮影できるかは僕にも分かりません。

明日にも撮影しに行く予定です。

注意:

作者はこの工作に生じた事故や災害は一切責任を負いかねます。

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