海を渡ったD51

D51形は、知らない人はいないだろうと言われている蒸気機関車で、1975年に運用終了後も人気があり、現在も北海道から台湾にかけて、多数の機体が保存されている。

中でも、当時鉄道がなかった沖縄県でも本土復帰の記念として、D51が搬入され、沖縄県那覇市の与儀公園で展示されている。
写真は2023年11月から12月にかけて沖縄本島を訪れた際に撮影した写真である。

D51 222号機
沖縄県那覇市の与儀公園にあるD51 222号機

屋外で野ざらしなのか、状態はかなり悪いです。特に台風がよく通るエリアのため、巻き上げられた海水で腐食を促進させており、ほかの個体より状態はよくないかと思われる。よく見てみると、前照灯が自動車のホイールとなっていたり、銘板が赤色となっているなど、少しアレンジしたものとなっている。

D51 222号機側面
D51 222号機側面

フェンスに囲まれていますが、運転室へ入る階段が設置されているようです。イベント時に入ることができるのでしょうか?ちなみに222号機は南延岡機関区に属していたため「延」の区名札がある。それにしても、なんか台湾っぽさがあります。ちなみに、当時日本の統治下にあった台湾にもいくつかのD51が活躍していたため、台湾にも保存機がたくさんあるらしいですね。いつか撮りに行きたい気がします。

場所に関する情報

場所 沖縄県那覇市寄宮1丁目1与儀公園内
最寄り駅 奥武山公園駅(徒歩18分)
最寄りバス停 与儀十字路(那覇BTから概ね5分程度)
駐車場 なし

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