最近、このようなニュースが入ってきた。
https://www.asahi.com/articles/ASS323D3BS27ULFA01C.html
全国一律の最低賃金を導入の是非の記事である。
現在、ぼくが住んでいる大阪府の最低賃金は1,064円となっているが、これは都道府県ごとに異なっていて、例えば東京都は1,113円で岩手県では893円となっており、220円の差がある。
「地方は物価が安い」とよく言われているが、実際はそれ以外で大きな負担が発生しているケースが多く、生活費自体はそれほど変わらないか地方の方が高い場合もある。
例えば、公共交通機関が脆弱な地方では、自動車で移動しなければならずその購入費用(250万前後)や以下の維持費*が発生し、年間概ね26万円(但し、駐車場代を考慮しない)かかる。以前にぼくが沖縄を訪れた際、公共交通機関がほぼ皆無の地域(沖縄県国頭郡国頭村辺土名以北)を訪れたことがありましたが、本当に自動車がないと生活できない地域が日本には至る所にあります。
対して大都市圏内の場合、安い公共交通機関が発達しているため(京都~大阪駅間は580円、6ヶ月定期でも87,120円)、自動車保有する必要性が地方より薄く、必ずしも生活費が高いとは限らないのだ。
10km先のスーパーまで毎日自転車で通うなんて非現実的ですよね。スポーツタイプの自転車でも30分ほどかかり、雨天だとなおさらだと思う。それは原付でも言えることで、地方では自動車がなければ生活できない所も多い。
その自動車という維持費のかかる製品を保有しなければならないため、結果的に生活費自体は大都市とほとんど変わらないか高く、最低賃金を全国一律にしてもいいと思うんだけどなあ
そもそも、どこの県でも、最低賃金では生活できないというのも現実で、生活保護を受給した方が最善策というのもあり、最低賃金の全国一律化以外にも最低賃金の大幅な引き上げも必要ではないか
年間にかかる維持費用
自動車税 (1001~1500cc 2019/10以降登録) |
30500 |
重量税(≧1.5t *エコカー) | 22500 |
整備費 | 20000 |
車検手数料 | 2500 |
駐車場代 | 地域によって異なるが概ね120000程度 |
自賠責保険(24ヶ月) | 17650 |
任意保険(6S等級、26歳以上の場合) | 76000 |
ガソリン代(10000km走行・燃費17km/L・1L160円とする場合) | 94116 |
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