同人誌印刷で大活躍でした

12日にコミックマーケット92で頒布しました新刊ならびに既刊は実は去年11月に購入したあるプリンターで印刷しました。

こちらのエプソン PX-S160Tというモノクロ専用のプリンターです。

去年2月に発売された、このプリンターですが一般的なインクカートリッジ方式ではなく、インクボトル(140ml)を右側にあるインクタンクに入れて使用するタイプのもの。これは中国や東南アジア諸国など、新興市場向けに発売されていたタイプのもので、その販売実績などを反映し、日本国内でも昨年2月に発売された。

最大の特長はランニングコストであり、ボトル1本分は大体1,800円くらいで6,000枚印刷することが可能(1枚あたり0.3円≒30銭)。これはPX-105の14分の1のランニングコストである。なお、本体購入時、140mlのインクボトルが2個付属しており、1日15枚プリントした場合、およそ2年持つという。

※初回は充填作業のため、5,000枚程度となる。

ぼくはそこを目をつけて、同人誌印刷に向いていると思い、去年11月に2万円で購入しました。実際に使ってみると、印刷速度は速いです。1分間に印刷できる枚数は15枚(15ipm)と速く、今回、コミックマーケット92にて、頒布しました合計22部(新刊16部、既刊6部)を印刷するのに1時間もかからなかったと思います。画像を多く使っていたので、ランニングコストは公称のおよそ5倍くらいはかかっていたと思いますが、それでも1.5円と安いんですよね。印刷する用紙は富士フイルムの上質普通紙(250枚@358円)を使用したので、1枚あたり約4.5円(両面プリントしたため)を32ページ、うち2ページは別のプリンターで印刷したので、モノクロページのコストは

(4.5円/枚*8枚)-(1.5円)=34.5円

表紙はPX-5Vという機種で印刷し、普通紙のコストを含めてだいたい35円くらいなので、1部約70円で印刷することができた。

PX-105というカートリッジ方式のプリンターで同じ条件でプリントすると

43.5円/枚*7.5枚=326.25円

表紙込みで約386円

これには製本するための加工するための費用などは含まれていないが約1/5のコストで製版することができた。

印刷から製本まで自分でやれば場合によっては黒字化も可能だ。

例えば先ほどの条件で製本した本を500円で売るとする。製本するための加工するための経費がだいたい1円、印刷ミスなどの損失などを考慮して、-25円とすれば1部400円が利益となる。それを25部頒布したとすると、コミックマーケットの参加費用を回収することができる。

今回挙げた、PX-S160Tはだいたい2万円台で販売されており、ビジネス向けに特化された機種なのか、同価格帯のプリンターと比べて機能もそんなになく、見た目は安っぽいです。しかし、プリントヘッドの耐久性は5万枚と耐久性に優れており、見た目だけでは判断しないことが重要ですww

ちなみにエコタンク搭載プリンターのラインアップにはカラー印刷も可能な機種もある。ぼくがそれを選択しなかった理由はカラーインクは染料インクであるためだ。染料インクだと、同人誌印刷で使うと裏写りしやすく、また耐オゾン性や耐水性に難があるので、水に濡れてしまうと色移りや滲んでしまうという問題があり、一定の品質を満たさない可能性があるためである。

それでも、エコタンク搭載プリンターは同人誌印刷にも発揮するので、コピー本を印刷するにはいいかもしれません。

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