【最終回】ヨウ君、涙の帰宅

白浜を楽しんだヨウとハウと東海道くんの3人は白浜駅へ戻った。

白浜駅


ヨウ「おじさん、52分の紀伊田辺行きに乗るんだよね?」

東海道「うん。短い距離やけどな。出発の10分前やし、そろそろ入ろうか」


ハウ「18きっぷちょーだい」

《3人は改札内へと入ることにした》


ヨウ「お願いします」

駅員「どうぞ。紀伊田辺行きは1番のりばに15時45分到着しまーす」

東海道「お願いしますね」

駅員「どうぞ。」


ハウ「おねがーい」

駅員「どうぞ。」

白浜駅駅名標

《白浜駅のホームを少し歩く》


ヨウ「白浜駅にも0番線があるんだ」

東海道「あとから新設したからそうなったと思う。改札がある方から順番に振っていくから、新しくホームを作ったときに0番になったということ」


ヨウ「京都駅のもそういう感じ?」

東海道「そうそう。京都駅も同じや」

♪~

アナウンス「まもなく、1番のりばに和歌山方面行きの電車がまいります。危ないですから、黄色い点字ブロックまでお待ちください。」

105系紀伊田辺行き


ヨウ「きたきた」

ポコポコポコポコポコポコポコポコポコ…

《3人は105系紀伊田辺行きに乗車し、着席した》

東海道「行き違いのため停車するらしい。」


ヨウ「くろしおが来たら出発だね」

《3人が乗った紀伊田辺行きは定刻通り出発した》


ヨウ「この105系はどこから来たんだろう」

東海道「多分新宮発やと思う」


ヨウ「新宮はどれくらい離れているんだろう?」

東海道「だいたい100kmくらいかな。でもカーブが多くてスピード出せないから特急でも2時間かかる難所らしい」


ヨウ「ということは普通列車は2時間半くらいかかるとか」

東海道「多分」

《紀伊田辺駅に到着した》


ハウ「あらよっと」

105系


ヨウ「次はどれに乗るの?」

東海道「向かいの3番線に到着する御坊行きや」


ハウ「あ、湯浅から乗った電車がまだ止まってるー」


ヨウ「なんで分かるの?」


ハウ「だってあれ、ドア2つしかないからー」

東海道「117系はワンマンちゃうし、混雑する時間帯以外は使われないから、次使われるのは多分20時台発の和歌山行きや」


ヨウ「そろそろ3番線行く?」

東海道「そうしよか」

紀伊田辺3番線


ヨウ「そういえば駅を出ると『田辺』みたいな言い方だけど、駅名は『紀伊田辺』なのは何故かな?」

東海道「『田辺』という地名が多いからや。学研都市線にも『京田辺』があって、それがあるのは京都府京田辺市、紀伊田辺駅があるのは和歌山県田辺市、区別するためにな」←微妙に違うw


ヨウ「なるほど」


ハウ「あ、ごぼー行きが入ってくるみたいだよー」

《113系が入線してくる》

113系御坊行き


ヨウ「すごい顔をした電車?だw」

東海道「これは113系の中間車を改造してこんな顔になっている」


ヨウ「大切に使ってるんだ」

《3人は乗車して出発を待っていた》


ヨウ「古くさくもなく、新しさもなく」

東海道「あ、まだお昼食べてなかったな。」→バッグから白良浜近くのコンビニで買ったおにぎりを取り出す


ヨウ「あ、ありがとう」


ハウ「ありがとー」

《おにぎりを食した3人》


ヨウ「このおにぎり、味がちょっと違うような…」


ハウ「そうかなー?」

東海道「多分、塩分控えめなんじゃないかな?この辺は薄味やし」


ヨウ「なるほどw」

《3人が乗った御坊行きが出発する。》


ヨウ「あ…」

アナウンス「次は芳養、芳養です。」

《乗った車両がクモハだったためにポケモン空間の話をしても気づかれないという前提でハウが話し始める》


ハウ「はぁ…」

東海道「どうしたん?具合でも悪いんか?」


ハウ「この世界もこれが最後なんだなーと思うと…」

東海道「また来たらええやろ」


ハウ「うん…もっと居たかったなー」


ヨウ「俺たちは何時、アローラに帰るの?」

東海道「明日やな。アローラのポケモンリーグの設営に支障が出かねないから明日までには帰らないとな」


ハウ「そっかー…ヨウはチャンピオンだもんねー」


ヨウ「この世界にいる間に何人待ってるんだろうと思うと…」

東海道「カプ・コケコに忖度したから、大丈夫やと思う」


ヨウ「そっかw(そんたくってなに?)」


ハウ「つまりヨウの兄ちゃんはチャンピオンより上の地位に立っていることだよねー」


ヨウ「え…」

東海道「カプ・コケコに忖度したことはアローラではもとよりあっちの空間では絶対言ったらあかんで。カプ・コケコが怒り狂ってヨウ君はカントー地方に帰らなければならないことにもなりかねん」


ヨウ「え…」


ハウ「やだよーそんなのー」

東海道「アローラでは絶対言うなよ」

《3人は景色を見ながら》


ハウ「太陽と海がいいねー」


ヨウ「乗る時間が1時間遅かったらもっとよかったかもw」

東海道「まあなw」

《3人が乗った御坊行きは定刻通り、御坊駅に到着した》


ハウ「あらよっと!」

ヨウと113系(御坊駅)


ヨウ「次はどれに乗るの?」

東海道「向かい側に和歌山行きが到着するから、そこで待っとこ」


ヨウ「あれは?」→紀州鉄道を指さす

東海道「あれは紀州鉄道」

《しばらく待つと、和歌山行きが入ってきた》


ヨウ「ここから最新型、225系だw」

《ヨウは先に車内へ入る》

ハウと225系


ハウ「和歌山で乗り換えるんだよねー」

東海道「うん」

《ハウと東海道くんも続いて入る》


ハウ「おまたせー」

《3人が和歌山行きが出発した》


ヨウ「きのくに線で本数が多い区間ってどこなんだろ」

東海道「今乗っている和歌山~御坊駅間やな。1時間2本出てるわ」


ハウ「トランプゲームでもやろー」

東海道「うん」

《3人はトランプゲームをやることに》

東海道「あかん、負けたわw」


ヨウ「もう一度やろ」

《宮前駅到着前》

車掌「まもなく、宮前です。」

東海道「宮前の次が和歌山やから、降りる準備しよ」


ヨウ「あ、もう和歌山なんだ」


ハウ「うんー」

《終点和歌山駅に到着した》


ハウ「あらよっと!」

東海道「あの向こう側に停まっている紀州路快速に乗るで。乗り換え時間短いからちょっと急いで」


ヨウ「うん」

ヨウと225系紀州路快速


ヨウ「さっき乗ってたのと同じ225系で行き先が大阪環状線w」

《3人は紀州路快速に乗車する》

東海道「途中の日根野で連結するから、日根野で前方の車両に乗り換えるで」


ヨウ「うんw」


ハウ「先頭すきだなー」

《いつものようにトランプゲームを続ける3人》

車掌「次は日根野、日根野です。なお、日根野駅では前よりに連結をいたします。」


ヨウ「次で先頭車に乗り移るんだね」

東海道「うん」

《3人は準備をして、先頭車両のドア付近で待機した》

車掌「ただいまから、連結をいたします。お立ちのお客様はご注意ください。」

日根野で連結中

ゴットン!!


ヨウ「わっ!」


ハウ「大丈夫ー?」


ヨウ「大丈夫だけどw」

東海道「気をつけてよ」

車掌「ドアが開きます。」

♪~(ドアチャイム)


ハウ「あらよっと!」


ヨウ「はやく、先頭へ!」

東海道「焦るな焦るな。まだ信号赤やからまだ出発しない」

《3人は約80m先にある先頭車両まで歩いた》

日根野駅


ヨウ「先頭は関空快速なんだ」

東海道「大阪まで乗るから」

《3人は車内へ入る》


ヨウ「荷物持った人がいっぱいいるw」

東海道「色んなところから来てるからな」


ヨウ「そっか」

《関空・紀州路快速大阪方面行きが出発した》


ヨウ「この車両は223系かな?JR京都線の223系とそっくり」

東海道「そうそう。223系の阪和・きのくに線仕様や」


ハウ「223はいつからあるんだろー?」

東海道「23年前からあるけど14年にわたって投入されたから、古いのもあれば新しいのもある」


ヨウ「23年前からあるんだw」


ハウ「鉄道車両って長持ちするんだねー」


ヨウ「それに毎日数百km走ってると思うとすごい耐久性だと思う」

東海道「1日1,000kmとして、18年間走り続けたら65,700,000km、地球164周やな」


ヨウ「ほー」


ハウ「自動車でせいぜい30万kmだよねー」

東海道「まあトラックとかはもっと走れる。飛行機も1年間で200万km飛ぶらしいわ」


ヨウ「そんなに飛ぶんだ」

《美章園駅通過》


ヨウ「あれ、停まった?」

東海道「大阪環状線方面の渡り線が単線やし、それを待ってるんじゃないか」


ヨウ「なるほど。あ、動いた」

東海道「あ、天王寺で混むからな」

《天王寺駅に到着した》


ハウ「すごい人だ…」


ヨウ「でもまだ動ける分マシだと思うw」

《こうして、3人が乗った列車は大阪駅に到着した》


ハウ「あらよっと!」

ヨウとハウと関空・紀州路快速(大阪駅)


ハウ「名古屋とかー、東京とかー、白浜も楽しかったなー」


ヨウ「おじさん、色んな所行かせてくれてありがとう」

東海道「ふふふwそのままぼくの家に戻ろうか」

《3人は東海道くんの家の最寄り駅で降り、東海道くんの家に戻った》


ハウ「たのしかったー」


ヨウ「いよいよこの世界ともお別れの日が来たんだ…」

東海道「さて、お風呂湧いたから」

《こうして、楽しい楽しい東海道くんの世界の旅が終わったのであった…》

《翌日9時12分》

東海道「起きろ!」


ヨウ「ん?」

東海道「おはよー」


ヨウ「あ、おはよー…」


ハウ「おはよー」

《3人は準備を済ませ、ヨウとハウはお土産を抱えながら東海道くんの家を出た》

東海道「車の中ちょっと暑いかもしれんが」


ヨウ「はぁ…」


ハウ「たのしかったなー」

東海道「写真いっぱい撮ったやろ?アローラの人たちにもいっぱい見せてあげればきっと喜ぶぞ」


ヨウ「うん」

《3人が乗った車は空間がつながっているトンネルがある場所近くの駐車場に止めた》

東海道「それじゃあ、行こうか」


ヨウ「うん」


ハウ「…」

《空間がつながっているトンネルの前》

東海道「入るで…」


ヨウ「うん」


ハウ「うんー」

《3人は空間がつながっているトンネルに入り、アローラ地方メレメレ島のテンカラットヒルへと出た》


ヨウ「テンカラットヒルだ」


ハウ「久々のカラッとした空気だー」

《1番道路のビーチに出た》


ヨウ「おーアローラだ!」


ハウ「アローラ!!」

東海道「この二人かわええな…」

《ヨウの家》


ヨウ「ママーただいまー!!」

ヨウママ
ヨウママ「あっ!ヨウとハウ君と東海道さん!」


ヨウ「ただいま!」

東海道「おはようございます……あっちの世界の旅も終わったのでね」


ヨウ「いっぱい写真撮ってきたよ!」

ヨウママ
ヨウママ「まあ!いっぱい写ってそうだね」

東海道「ぼくはハウ君送っていくのでまた来ます。」

ヨウママ
ヨウママ「はーい」

東海道「ほな、行こか」

《この後、東海道くんとハウはリリィタウンまで歩き、引き取ったあと、再びヨウの家に戻ってきた》

東海道「戻ってきましたー」

大阪駅の風景
大阪駅の風景


ヨウ「これ、大阪駅近くで撮ったんだ!」

ヨウママ
ヨウママ「わーすごーいきれいだね」


ヨウ「俺の目で見たときはもっと迫力あって、前俺たちが住んでいたカントー地方よりも大都会でびっくりしたw」

ヨウママ
ヨウママ「他にも見せてくれる?」

ヨウママ
ヨウママ「ここはどこ?」

東京駅丸の内北口


ヨウ「これ東京駅で入りきれてないんだけど、俺が生まれてから今まで見た中で一番美しかったよ」

東海道「今年の首都圏は全然晴れなくてちょっと残念やったけど」


ヨウ「いや、俺はそれの方が過ごしやすかった。大阪や名古屋行ったときは毎日が晴なのはよかったけど、あの暑さはほんま勘弁w」


ヨウ「品川駅近くで撮影したんだけど、ビルが建ち並んでて、ここはイッシュ地方か!と思ったしw」

ヨウママ
ヨウママ「そうなんだー」


ヨウ「帰る途中に名古屋駅できしめん食べたんだけど、薄口でとても美味しかったよ」

ヨウママ
ヨウママ「おいしそうー」

渡月橋とヨウ

四条大橋交差点


ヨウ「暑かったけど嵐山と河原町という有名な観光地も歩いたし、河原町でマラサダ食べたんだw」

ヨウママ
ヨウママ「あっちの世界にもマラサダがあるんだ」

大名古屋ビルヂング


ヨウ「その3日後に名古屋まで乗って、降りたときに撮った写真。名古屋も大都会で名古屋駅前は高いビルがたくさんあって、カントー地方よりも大都会でびっくりしたw」

名古屋城天守閣


ヨウ「この後、大昔、お偉いさんが住んでいた名古屋城観に行ったんだ。でっかいお城で色んな資料とか飾ってたw」

ヨウママ
ヨウママ「ほー立派なお城なこと」

白良浜


ヨウ「最後は昨日行った、白良浜。ハウオリのビーチを思わせる真っ白な砂浜だった」

ヨウママ
ヨウママ「わっわっわっ!すごいきれいなビーチだ!」


ヨウ「うん。他にも見所いっぱいで楽しかった!でも、移動は全て普通列車だけでだったから、めっちゃしんどかったw」

ヨウママ
ヨウママ「すごーい。ママには無理かもw」

《ヨウは写真をたくさん見せた》

東海道「あ、そうだ。ヨウ君に」

アローラ文字で書かれた223系/225系の紹介
アローラ文字で書かれた311系/313系の紹介
アローラ文字で書かれた311系/313系の紹介
アローラ文字で書かれたE231系/E233系の紹介
アローラ文字で書かれたE231系/E233系の紹介


ヨウ「え?わざわざアローラの文字にしなくてもいいよ」

東海道「まあ、他の人に発表するときにその方がええやろ」


ヨウ「う、うん」

ヨウママ
ヨウママ「どうもありがとうございました。」

東海道「いえいえ、楽しんでもらえて、こちらとしてもありがとうございました。それじゃあ、ぼくはそろそろあっちの世界に戻ります。」


ヨウ「え?もう帰るの?」

東海道「うん。まあ、たまに顔出すからさ」


ヨウ「わ、わかった……」

東海道「…………またな……」


ヨウ「お、おじさん!」

東海道「ん?」


ヨウ「今まで俺をサポートしてチャンピオンにさせてくれて、そして今回あっちの世界に行かせてくれて、本当にありがとう!!」

東海道「!!」


ヨウ「本当におじさんがいなかったら、俺…俺…」←泣きそう

東海道「ああ…」


ヨウ「うう……」

東海道「ぼくだってヨウ君と一緒に過ごしたいよ。でもそれはできない。ゴメンよ…」

ヨウママ
ヨウママ「どうもすみません…」

東海道「いやいや、ぼくだって本当にヨウ君と一緒に過ごしたい気持ちでいっぱいやけど、あっちの世界はあと数日もすればアレの問題があるのであっちに居させることは難しいです…」


ヨウ「うう……」

東海道「ヨウ君…また3ヶ月したら来るから…な?な?」


ヨウ「……」

東海道「おっ?」


ヨウ「そ、そうだよね。また会えるもんね……」

東海道「うん。また遊びに来るから……」

《なんとかヨウを説得した》

東海道「それではぼくは帰ります。」

ヨウママ
ヨウママ「どうもありがとうございました。」

東海道「それでは、失礼します」

《東海道くんはヨウの家を後にした》


ヨウ「……」

東海道「はぁ……」


ヨウ「おじさーん!ありがとーなー!」

東海道「はっ!?…………」

東海道「…………」

東海道「ヨウも防衛戦頑張れなー!!」

《こうして、ヨウとハウと東海道くんのポケモンのいない世界の旅が終わったのであった》


ヨウ「あ、防衛戦行かなきゃ!リザードン!ウラウラ島のポケモンリーグまで!!」

青春18きっぷとアローラ文字の資料

おわり

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