【白浜】ヨウ君とハウ君にあの風景を

白浜駅

普通列車の乗り継ぎで新大阪から白浜まで乗ったヨウとハウと東海道くんは白浜駅の外に出た。

パンダでいっぱい
パンダでいっぱい


ハウ「へー。白浜は温泉街なんだー」


ヨウ「海沿いにある温泉街か…1の島みたいなもの?」

東海道「いや、あれは火山のマグマの熱で温められたものやけど、ここ和歌山は火山が全くなくて、温泉が噴き出ているのは地殻変動によるもの」


ヨウ「へぇー。火山がない所でも温泉出るんだw」


ハウ「温泉に入るのー?」

東海道「いや、入らない」


ハウ「なんだーw」


ハウ「でもーパンダのオブジェがいっぱいだねー」


ヨウ「パンダの町…あれと似ているw」

《3人は明光バスの営業所まで行き、きっぷを買うことに》

東海道「340円区間、大人2枚と子ども4枚」


ヨウ「なんで余計に買うw」

東海道「往復分も念のためな。それと、降りるときにまとめて出すから」


ヨウ「わかった」

明光バス

《3人はバスに入った》


ハウ「めいこーバス」


ヨウ「中はいたって普通w」

東海道「白良浜で降りるで」

《3人が乗ったバスが出発した》

白浜駅


ヨウ「白良浜…多分アレかな?」

バス乗車中...

ブロロロロロロロロロロ…


ハウ「どんなところかなー?」

近畿大学水産研究所白浜実験場付近
近畿大学水産研究所白浜実験場付近


ヨウ「青空にリゾートホテル…」

分かれ道


ハウ「なんだろーね…この風景見覚えがあるw」

《白浜バスセンターを出発した後…》

アナウンス「次は白良浜、白良浜です。The Next Stop is Shirarahama-beach.」


ハウ「ぽちっとな!」

ピンポーン♪


ヨウ「俺が押そうかと思ったけど、ハウが押してたw」

東海道「あと、鉄道とは違って完全に停まってから降りるようにな」

《白良浜停留所に到着し、東海道くんは340円区間のきっぷ3枚(大人1枚、子ども2枚)を運賃箱に入れる》

運転手「ありがとうございました」


ハウ「ありがとねー。あらよっと!」

白良浜停留所


ヨウ「何かが広がっている?」


ハウ「なにがあるんだろー?」

東海道「ぼくについてきて」

白良浜へつながる道


ヨウ「おお!アローラのハウオリみたいなビーチだw」


ハウ「この空間にも真っ白な砂浜のビーチがあるんだねー」

白良浜


ヨウ「和歌山にこんな美しいビーチがあったのも本当だったんだ…」


ハウ「おれ、こういう白い砂浜に透き通った海を見ると落ち着くんだー」


ヨウ「どうせならママも連れて行けばよかった」

東海道「ヨウ君のお母さまはそういう乗り継ぎとか嫌やと思うわ」


ヨウ「あ…そっか…」


ハウ「くろしお乗ればいいだろー?」


ヨウ「そっか、あれなら新大阪から直接行けるもんね」

東海道「この時期はやっぱ空いてて正解や」


ハウ「なんでー?」

東海道「シーズン過ぎてるから。2週間前はもっと人おって、せっかくの風景が台無しだったと思うw」


ヨウ「お…おう…」

 


ハウ「ヨウの兄ちゃんー。これ以外にも見所あるスポットあるよねー?」

 

東海道「あるで。円月島まで歩いて行くか!」


ヨウ「エンゲツ島?」

東海道「そうそう。ここから道なりで行けるわ」

《3人は北の方向に歩いて行く》


ヨウ「暑いw飲み物買っといてよかったーw」


ハウ「暑くてもアローラみたいな暑さじゃないもんね…」

円月島へ向かう道


ヨウ「その円月島まで1kmか…」


ハウ「1kmというとだいたい13分かなー?」

円月島へ向かう途中…


ヨウ「それにしてもすごい空だw」


ハウ「おっちゃんの読みはすごいなー」

東海道「まあなw」

《歩くこと10分…》

円月島へゆく道


ヨウ「立派な木だなーアローラみたいでいい」

東海道「この先、歩道がなくなるから気をつけて」

絶景広がる白浜町臨海


ヨウ「おじさん、あれ?」→円月島を指さす

東海道「うん」


ヨウ「真ん中がぽっこり穴開いてて面白いw」


ハウ「それよりもこの断崖、すごいなー」


ヨウ「でも今にも崩れそうだから金網張ってる…」

東海道「たしかこれは800万年前、まだ人間がおらん頃に海底に堆積した地層らしい」


ヨウ「ということはここは大昔海だったってこと!?」

東海道「いや、確かその地層が上に上に上がってきたとか。」


ハウ「地球のエネルギーってすごいなー」


ヨウ「アローラも元は火山で出来てるし、地球ってすごいわw」

東海道「この前、東京の西之島…といっても東京駅から1000km以上離れたとこの島が大噴火して面積広くなったってニュースやってたな」


ヨウ「え…」

《円月島に到着した》

円月島(高嶋)


ヨウ「この穴から太陽が見えたら絶景だと思う」

東海道「うん。春分と秋分前後は夕日が丁度そこに入るんだ」


ハウ「でも夏だから、入らないよねー?」

東海道「ま、まあなw」


ヨウ「でも面白いから写真撮っとこ」→カメラを取り出す


ヨウ「あ、どうせなら」→アシレーヌが入ったモンスターボールを投げる

アシレーヌ「きゅっきゅっ!」

東海道「お、おい…」


ヨウ「大丈夫大丈夫」

東海道「いや、ほんまマズいって…」


ハウ「大丈夫だってー」

《ヨウはアシレーヌと円月島を一緒に写した》


ヨウ「誰もいないから大丈夫だよw」

ゴオオオオ…←車が通った音

東海道「……」


ヨウ「あ……」

《運悪く(?)パトカーで通り過ぎた直後停車して、警官が出てくる》

東海道「あ…あんたのアシレーヌを見て不審に思ったぞ…」


ハウ「どうするのー?」

東海道「警官が来たら、見えないようにモンスターボールに戻せ」


ヨウ「う、うん。」→アシレーヌを戻した

《警官が近づく》

警官「何をしてるんです!?」

東海道「何かありました?」

警官「でっかいアシカみたいな生物に何してるんです?」


ハウ「……」


ヨウ(小声で)「あ、アシレーヌ…戻って…」→アシレーヌを戻した

東海道「え?しらんでそんなん」

警官「あれ?」

警官「……」←あたりを確認する


ヨウ「……(おじさん、すごい冷静だ…)」

警官「……(何かと見間違えたかな…)」

東海道「……」

警官「あの…危ないもの持ってないか、確認してもいいですか?」←ノルマ稼ぎに必死w

東海道「は、はい」


ヨウ「え?俺も?」

警官「君はいいよ。」

《その後、所持品検査するも、カメラやレンズ、ゲーム機など違法性のないものは見つからなかった》

警官「ご協力ありがとうございました、失礼しました…」

《立ち去ったことを確認する》

東海道「ほっ…」


ハウ「もー、ヨウったらー…」


ヨウ「ごめんね…」

東海道「な、止めとけと…」


ハウ「おまわりさんはおれたちは何も疑わないんだー」

東海道「一応、現時点でぼくがヨウ君とハウ君の保護者ということになってるから、真っ先に疑われるのはぼくw」


ヨウ「お…おう…」

東海道「とりあえず、次の目的地へ行こうか」

青空と椰子の木

《3人は白浜バスセンターまで歩いた》

東海道「ちょっと距離あるから、ここからバスで行こ。もうそろそろしたら、バスが来るはず」


ヨウ「見所いっぱいでアローラみたいw」


ハウ「でも、この世界のアローラは沖縄って言ってたよねー」

東海道「うん。沖縄の方がアローラと特徴がとても似ているわ」


ヨウ「でも沖縄はアローラみたいに間に海があるから都合上行けないんだっけ?」

東海道「まあな…行こうと思えば行けるけど」

明光バス


ヨウ「きたきた」

《3人はバスに乗った》


ハウ「よいしょ…」


ヨウ「どこまで乗るの?」

東海道「整理券取っとかないと…」→整理券を3枚取る


ヨウ「あ…」

東海道「三段壁まで」

《バスの終点三段壁停留所まで乗車した》

東海道「240円だから…480円」ガサガサ… ※大人1人(東海道くん)、子ども2人(ヨウ、ハウ)

《東海道くんは整理券3枚と運賃を運賃箱に入れる》

運転手「ありがとうございました。」


ハウ「あらよっと!」

三段壁交差点付近


ハウ「名勝三段壁ってかいてあるー」

東海道「横断歩道の向こうにあるから、ここに押しボタンあるから誰か押して」


ヨウ「ぽちっとな」→押しボタン箱のボタンを押す

《3人は信号が変わったことを確認し、横断した》

三段壁


ハウ「なんか、すごい景色が見えそうー」

名勝 三段壁


ハウ「わー、絶景だねー」

三段壁


ヨウ「岩のゴツゴツ感が良い味出てる!!」

東海道「ちなみにここはデートスポットとして有名でようここでプロポーズとかやってるらしい」


ハウ「へぇー。だからここに来たんだー」

東海道「いや……それは想定してなかったw」


ヨウ「いいよ。だって俺、兄さん好きだから」

東海道「……」

ヨウとハウ(三段壁から見える海をバックに)


ハウ「あはは、ちっちゃい虫が飛んでるーw」


ヨウ「ちっちゃくてかわいい」

東海道「あ、トンボか。今が見頃の虫や。何もしてこないから」


ハウ「この世界はいいよねー。近代的でかわいいサイズの生き物いっぱいで」


ヨウ「海の向こうにはなにがあるんだろう…?」

東海道「この向きやと、多分四国の高知にぶつかるわ」


ハウ「しこくって近いのー?」

東海道「まあ、近いかなw」


ヨウ「え……」

東海道「次の目的地、行こか」


ヨウ「次もきっと絶景だろうなー」

《3人は徒歩で三段壁から千畳敷まで歩いた》

東海道「あっちやな」

千畳敷


ハウ「ヨウ、なにかっこつけてるのー?」


ヨウ「いや、別に…w」

千畳敷へとつながる道


ヨウ「この先だね」(あっ…おしっこしたい…)

東海道「うん」

千畳敷


ハウ「ここが千畳敷ー!」

千畳敷


ヨウ「この岩も板みたいな形をしていて面白いw」

東海道「この岩は円月島にあった岩よりも古く、柔らかくて砂の固まりなんやで」


ヨウ「へぇー。円月島近くにあった岩とはちょっと違うんだ」


ハウ「乗っただけで崩れそうだけど、大丈夫なのー?」

東海道「乗っただけでは大丈夫やけど大切にしないとな」

千畳敷


ヨウ「あれ、円月島かな?」←尿意がおさまった

東海道「いや、あれは多分円月島のある臨海地区じゃないか?」


ヨウ「けっこう遠いんだ」


ハウ「畳千枚分の広さがあるから千畳敷なのー?」

東海道「そうそう。それと複雑な形をしているけど、それは波とかでどんどん削れてああなったんや」


ヨウ「自然の力ってすごいw」


ハウ「よくみると、落書きが多すぎないー?」

東海道「たしかに…落書きは多いがあんなんやってはあかんわ。見る方が不快や」


ヨウ「うんうん。せっかくの名勝が台無しになるかも…」


ハウ「心ない人には罰があたりそうー」

千畳敷

東海道「撮るで!」


ハウ「ちょっと休も」


ヨウ「俺も」

白浜から各地への距離


ハウ「大阪から丁度100kmなんだー」


ヨウ「でも、それは直線距離のことじゃないかな?」

東海道「うんうん」


ヨウ「東京まで460km、ニューヨークはどういった所か知らないけどそこまで11,220kmか~」


ハウ「そのニューヨークってどんなとこなんだろー?」

東海道「東京みたいな所かな。かつてニューヨークは世界最大の都市だったが、今は東京にあっさり抜かれてしまった。まあ経済の中心部で活気溢れてるけどな」

白浜から各地への距離


ヨウ「なんだろうな…大阪と東京と高知、札幌以外全部聞いたことのない地名ばかりだ」

東海道「それだけ世界は広いってことや」


ヨウ「なんで沖縄がない?」

東海道「さあwでも大体『タイホク』と書いて台北の距離から700km引いた数字が沖縄の県庁所在地、那覇の距離や。」


ヨウ「それでも900km離れているんだ」


ハウ「ハワイは東へ6,620km」

 


ヨウ「6,620km…アローラと距離的に似ている…」


ハウ「?」


ヨウ「いや、大阪や東京、名古屋みたいに行ってみたら全然印象が違ってたりするから、なんとも言えないと思うけど」


ハウ「偶然ってすごいよねー」

 


ヨウ「まあ、俺たちにはアローラがあるから、別に行きたいなという気持ちはない…」

東海道「まあな。さて、白良浜まで徒歩で戻ろうか」


ヨウ「そ、その前におしっこしたい」←また尿意がしてきた


ハウ「おれもー」

東海道「行ってきたら。あの建物にトイレがあったはずや」


ヨウ「あ、いってくる…」


ハウ「おれもー」

《3分後》


ヨウ「おまたせ…」


ハウ「ヨウはさっき真っ白いパンツに少しだけ漏らしてたよー」


ヨウ「そ、それは言わなくていいの!💦」

東海道「まあ、見た目で跡が残ってないから大丈夫やと思う。」

《ということで、白良浜まで歩いて戻ることに》

戻る道


ヨウ「暑い…」

東海道「こまめな水分補給は大事や」


ヨウ「何度も言わなくてもいいよ」


ハウ「買ったスポーツドリンク、ぬるくなってるw」

東海道「ぬるくても別にええやろ」

ヨウくん


ヨウ「久々にこんなに歩くとおじさんと島巡りしていたときを思い出す…」

東海道「いや、まだそんなに経っとらんやろ」


ヨウ「でも、色々サポートしてくれて楽しかったし、おかげでチャンピオンにもなれたし、一生忘れないかもw」

東海道「この世界の旅も一生忘れないでほしいな」


ヨウ「うんうん、忘れないから!」


ハウ「そっかー。今日で最後なんだねー」


ヨウ「そう思うとなんか…」

東海道「まあ、また行きたくなったらぼくに遠慮なく電話したらええ。ただ、夏以外は気候が合わないと思うから、そこだけ注意して」


ヨウ「うん」

白良浜から1km離れたところ


ヨウ「あ、白良浜が見える」


ハウ「けっこう長かったねー」

東海道「バスやと数分で行けるけど、歩きは30分かかるからな」


ヨウ「白良浜までまだ時間かかりそうだけどw」

東海道「だいたい10分くらいかな」


ヨウ「時間は大丈夫だよね?」

東海道「余裕余裕」

ヨウくん

白浜の海


ヨウ「あ…」

東海道「どうしたん?」

まぶ湯停留所付近


ハウ「ヨウー何やってるのー?」


ヨウ「いやなんでもw」

ヨウくん

《そして、白良浜に到着した》

白良浜


ヨウ「ところでこの白い砂浜は人工的なものなの?」

東海道「いや、自然のもの。ただ、この周辺で開発したことで潮の流れが変わり、その白い砂がこなくなり、同時に砂の流出で痩せてしまい、自治体がどっかから砂を仕入れて元の状態に戻したとか」


ヨウ「なるほどー」


ハウ「ハウオリのビーチも砂がどんどん削れてどこかから砂を持ってきて元の状態したって誰かが言ってたー」


ヨウ「え…」

白良浜


ハウ「思わずアローラって叫んでしまいそうw」


ヨウ「アローラと一瞬思ってしまったw」

東海道「とにかく凄かったやろ?」


ヨウ「うん」


ハウ「おっちゃんの空間にもこんなビーチあったなんてねー」

東海道「気に入ってくれてぼくうれしいかもw」


ヨウ「おじさん、次はどうするの?」

東海道「もう帰ろうか。15時52分発のに乗らないと2時間後のに乗らなきゃあかんから」


ヨウ「わかった」


ハウ「白浜ーありがとー!」

《3人はバスに乗り白浜駅まで向かった》

白浜駅

白浜駅

続く

 

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