ヨウ君とハウ君、河原町を歩く

 

四条大橋交差点

嵐電に乗って嵐山から四条大宮まで乗った3人は阪急に乗り換えることに


ハウ「大宮駅だってーw」


ヨウ「大宮駅…そういや、京浜東北線にもその行き先があったような…」

東海道「うん。直接関係はない…はず…」

阪急大宮駅

《近くのコンビニで飲み物を買い、3人はトイレを済ませてから、阪急大宮駅の改札口までやってきた》


ヨウ「阪急のどっち方面に乗るん?」

東海道「京都河原町方面や」


ヨウ「ということは…150円区間…2人で160円か…」

《ヨウは券売機を操作する》

東海道「ヨウ君、慣れた手つきやなw」


ヨウ「そうかな?」

《ヨウは買ったきっぷ2枚のうち、1枚をハウに渡し、3人は阪急大宮駅のホームにたどり着く》


ハウ「こんな地下にあるんだー」

東海道「うん」

ゴオオオオオオオオ…←特急が通過


ヨウ「それにちょっと涼しいw」

《その直後に来た、準急河原町行きに乗った》

7300系更新車とヨウくん


ヨウ「やっぱり、阪急は豪華w」


ハウ「なんかー床の蓋が目立つよねーw」

東海道「実はこれも最近になってリニューアル工事したやつで点検部位、交換部品の減少で床の蓋は今となっては不要やからな」


ヨウ「なるほど…」

《河原町駅に到着した》


ハウ「あらよっと!」

アナウンス「お待たせしました。1号線、特急大阪梅田行き、ただいま発車します…」


ヨウ「河原町駅か…」

東海道「ぼくについて!」

《3人は河原町駅を出た。》


ヨウ「スッキリした風景だ…」


ハウ「何の工事してるんだろー」

東海道「四条南座や。歌舞伎とかいろいろやってたけど、今は耐震工事中」


ヨウ「そうか…」

四条大橋交差点


ヨウ「あ、京阪の駅はここにあるんだ」

東海道「うん」


ハウ「阪急に乗る意味なかったねーw」

東海道「いや、今回は嵐山とか行ってるから阪急やないとアカンわ」

《四条通をしばらく歩く》

東海道「人多いから、ヨウ君もハウ君もはぐれないようにな」


ヨウ「おいしい匂いがしてくる」


ハウ「パン屋さんがいっぱいあるねー」


ヨウ「ん?このパン屋さん、マラサダあるみたいだけど?」


ハウ「え!?ほんとだー!この世界にもあるんだー」

東海道「うん。そこで軽く食べようか」


ヨウ「うんw」

《ということで、3人はパン屋さんで軽く食べることにした》


ハウ「これは自分で取るタイプだねー」→『揚げたて』の札がある、マラサダだけを5個取る。


ヨウ「……」

東海道「ハウ君、ほんまマラサダに目がないなほんまw」


ヨウ「うんw」

《東海道くんとヨウはマラサダ2個と他のパン1個にした》

店員「マラサダ5個ですね。お持ち帰りでしょうか。」


ハウ「ここで食べるよー」

店員「こちらからドリンクお一つお選びください」


ハウ「ホットミルクでいいかなー?」

店員「全て店内でお召し上がりですか?」←念のため聞く


ハウ「うんw」

《3人は会計を済ませ、席に座った》


ヨウ「マラサダがあるのはやっぱり激戦区だからか」

東海道「どうかな?w。さて、食べようか」


ハウ「久々のマラサダ食べるぞー、いただきまーす!」


ヨウと東海道「いただきまーす!」


ハウ「このマラサダおいしー」

東海道「うんうん」


ヨウ「サクサクしてておいしい」(ちゅーー)←りんごジュースを飲んでいる

東海道「揚げたてはうまい」

《ハウはおいしそうに頬張っている》

東海道「ハウ君、ゆっくり食べ。」


ヨウ「この、216円の揚げたてマラサダ、アローラのよりもおいしいかもw」

東海道「それは言わんほうがええで…色んな意味で…」


ハウ「このマラサダ、黒い餡が入ってておいしー」

東海道「小豆はマイルドな甘みが特長なんや。まあ、京都らしいなw」

《そして、3人は食べ終わる》


ハウ「おいしかったーw^^」


ヨウ「うんうん」

東海道「さて、これをあっちの返却口に持って行こ」

《3人は店を出てしばらく歩いた》

話をする二人


ハウ「なんか京都って、アレに似ているよねー?」


ヨウ「うんうん。場所的にもアレっぽいしw」

東海道「うん」


ハウ「おれは言わなくても分かるよー」


ヨウ「俺もw」

東海道「え?ハウ君は知ってるん?それ?」


ハウ「テレビで見たことあるからー」

東海道「ああ、なるほどw」

八坂神社


ヨウ「八坂神社・・・?」

東海道「そや、ここでお参りしようかと思って」


ハウ「いいねー。アローラでいうカプだよねー?」

東海道「それに近いかな・・・」


ヨウ「え…」

《3人は八坂神社でお参りをした》

東海道「『ご縁がありますように』ご縁とかけて、5円玉を用意して」


ヨウ「ふむ…」


ハウ「5円だねー」

《ヨウとハウは東海道くんの動きを真似しながら、参拝した》


ヨウ「なんか、変わったかもw」


ハウ「アローラに戻っても、神様が見守ってくれそうだねー」

東海道「二股…いやなんでも」


ハウ「そんなことないよー。アローラの人たちは他の神様も尊重するからー」

東海道「ならよかったwさて、帰ろうか」

《帰り道》

花見小路通


ハウ「この風景、マリエっぽいかもーw」


ヨウ「うんwそのまんまw」

東海道「あっちいって、阪急へ戻ろうか」

《3人は阪急河原町駅に到着した》


ハウ「真ん中のホームに何か止まってるー」

河原町駅に停車中の6300系

東海道「『京とれいん』や」


ヨウ「嵐山線で乗ったのと同じだよね?」

東海道「そうそう。前も言ったとおり、特急運用は7年前に終えたけど、まだまだ使えるからリフォームして走らせてる」


ハウ「乗りたいなー」

東海道「ええよ。ただ、桂駅で乗り換えないと、淡路まで止まらんから」


ハウ「短くてもいいよー」

6300系京とれいん

《3にんは車内へ入る》


ヨウ「こういうのいいよね」

東海道「本線上を走る6300系に乗るの、何年ぶりやろ…」


ハウ「ヨウの兄ちゃんは中身よりも乗る方が好きだもんねー」

東海道「そんなことないわ。京とれいんも京都らしさを演出しててええよ」

《自動放送が流れる》


ヨウ「これは自動放送ついてるんだ」


ハウ「おれはこの世界でいう『日本語』と『英語』は分かるけど、他は分からないなーw」


ヨウ「……(この世界の言葉は聞いた言葉が多いなぁ…)」

《運転士さんがやってきた》


ハウ「おっ?」

ピーーーーッ!←ATS投入

駅アナウンス「お待たせしました。2号線、快速特急、大阪梅田行き、ただいま発車します。」

《京とれいん出発》


ハウ「ちょっと変わった雰囲気だよねー」


ヨウ「空いているし、落ち着くわ」

《こうして、6300系に乗った3人は桂まで乗った》

京とれいん


ヨウ「特急みたいに飛ばすねw」

東海道「河原町駅で特急の2分後に出発してるから、途中の高槻市駅でノロノロになるけどw(ああ…この走りっぷり…)」


ヨウ「おう……」

《桂駅に到着した》


ハウ「あらよっと!」

6300系京とれいん


ハウ「ヨウの兄ちゃん、何年ぶりに乗ったのー?」

東海道「7年ぶりや。特急運用最後やったから、乗らんとw」


ハウ「そういうのってー葬式鉄という不謹慎なやつだろー」

東海道「アホ!普段から写真で残したりしてラスト!って感じで乗ってるからちょっとちゃうで」


ハウ「でもそういうのって、不謹慎だよねー」


ヨウ「それよりも、あっちの準急が発車するよ」

東海道「ああ、そうやな」

《3人は準急に乗って東海道くんの家まで帰ったのであった…》

続く

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